赤ら顔は、酒さや脂漏性皮膚炎、ニキビ肌のように皮脂分泌が多い状態でなくても
起こります。
精神的緊張で顔が赤くなることもありますが、ここでは肌が薄く赤ら顔になってしまう状態について書いていきます。
皮膚が薄いとなぜ赤ら顔になるの?
人の肌は外側から表皮、真皮と二層になっていますが、
表皮が薄いと、その下の真皮にある毛細血管が透けて見えてしまうのです。
生まれつき薄い方だけでなく、お手入れのし過ぎで
表皮が薄くなってしまってる方もいらっしゃいます。
洗顔のし過ぎ、マッサージのし過ぎ、ピーリングなどで表皮の一番外側の角質が剥がれてしまっているのです。
刺激を与えなくても、化粧品そのものに刺激になる成分が入っていて、
表皮を薄くしてしまう場合もあります。
皮膚が薄くなると炎症を起こしやすくなる
皮膚が薄くなる(角質層が剥がれる)と、外部からの刺激をダイレクトに受けてしまい、
紫外線やアレルギー物質や細菌などの侵入を容易に許すので、炎症が起きやすくなります。
炎症を起こした肌は血管が膨らむので、ますます赤ら顔に。
それだけでなく、皮膚が薄いということは、水分を保持しておく力も弱くなり、
乾燥も進みます。
赤ら顔の改善方法
皮膚が薄くなって赤みが出てしまった赤ら顔は、炎症を抑えることよりも、
皮膚を健康な状態に戻すことが、根本的な治療になります。
一にも二にも刺激を与えず、バリア機能を育てることが重要になってきます。
炎症がひどい時は、最低限のお手入れにとどめておきましょう。
洗顔もお湯のみとし、顔もそっと拭きましょう。化粧水も低刺激なものにし、
乳液より水溶性のジェルで保護するのがさらに刺激がなく良いでしょう。
(私はアクセーヌのADシリーズを使ってました。他のものも使うことはありますが、
かぶれるとここに戻ります)
回復してきたら、その状態を保つのに、以下のようなジェルもおすすめですよ。
5つの発酵菌(納豆菌、酵母菌、乳酸菌、麹菌、パントエア菌)と
植物エキスが肌を正常な状態へ導きます。
ノンパラベン、ノンオイル、無香料、無着色料、石油系合成界面活性剤フリーで
肌に優しい処方です。