酒さには、皮膚の発赤、皮脂の分泌が過剰と言った顔に出る症状の他に、
目、すなわち眼球やまぶたに症状が出ることがあります。
酒さについて調べていてそう言った記載があることは、以前から知っていたのですが、
あまり気にとめていませんでした。
それが先日ドライアイから傷が付き出血したのか、眼球が真っ赤になるという出来事があり、
その時に忘れていた、というか酒さと重なった記憶としてなかった目の異変を思い出したのです。
私の体験談を書く前に、酒さによる眼症状について書いていきます。
酒さに伴い現れる眼症状
酒さによる眼の病気に、眼瞼結膜炎、虹彩炎、胸膜炎、角膜炎などがあり、
単独だけでなく、合併して起こることもあります。
症状としては、眼のかゆみ、異物感、発赤、浮腫、涙目などです。
酒さの眼症状の治療
症状が眼に現れたら、【眼科】を受診しましょう。
治療は、眼に対しては抗菌点眼薬をさし、瞼には抗菌眼軟膏を塗ります。
重症の場合は、抗生物質の内服薬を服用します。
軽いから大丈夫だろうと自己判断せず、きちんと眼科で診て貰いましょう。
放っておくと、悪化させたり、繰り返すこともあるからです。
一度診て貰っておくことで、もし繰り返すようでも、対処法がわかるので安心ですね。
酒さの眼症状 私の体験談
私が酒さだったのは、今から7~9年も前のことなのですが、
ある日突然、涙がポロポロと大量に出てくるという事がありました。
一体何事が起きたのかと慌てました。
眼がしみるような感覚もありました。
「何かに反応してる?化学物質とかに?」
その時自宅2階に居たのですが、階下で母が白髪染めをしていた記憶があり、
それに反応したのかな?と思ったからです。
しかしその後、白髪染めなどしていない時も、涙がポロポロ流れることがあり、
眼科を受診しました。もちろん酒さによるものだとは全く気付かずです。
酒さの眼症状で眼科を受診
眼科で診てもらうと、眼球にも瞼にもこれと言って異常はありませんでした。
私の考えと同じで「何かに反応して涙が出たのだと思います」そう言われました。
そして目薬は、人口涙液の【ソフトサンティア】が処方されました。
「これは、無添加で刺激が少ないから、これで目についたもの(科学物質やその他のものも)を洗い流してください」
そう言われた通り、その後同じ現象が数回起きたのですが、その目薬で洗い流すように多めにさしていました。
そうこうしてると、それも知らない間に起こることもなくなっていました。
今思うと、眼球に軽い炎症が起きていて、それが原因で何かの物質に反応し、
涙が流れ出ていたのだと思います。
酒さが完治している現在は、すっかりそんなことは起きないのですが、
臭いの強い白髪染めを使うと、眼がしみて開けていられないということはあります。
元々敏感肌ですので、眼もそう言った刺激に弱いようです。
酒さに眼症状が出たら まとめ
眼に異常が現れたら、酒さからの症状かも?と疑ってみてください。
そして酒さが原因ではないかも知れませんが、眼科を受診してください。
受診しても、眼科医で酒さに伴い現れた眼症状だと診断出来る方は、
限りなくゼロに近いでしょう。
それでも症状があるのですから、放っておくのは良くないですよね。
そして私のような軽い症状で、診察で異常がない場合は、次回同じ症状が起きた時の為に、
人口涙液の目薬を常備しておくといいかも知れません。
ソフトサンティアはドラッグストアでも購入出来ます。
ただし、防腐剤無添加ですので一度開封した目薬は消費期限が通常の目薬に比べると
短く、
10日ですので、10日を過ぎた使い残しは使用せず捨ててくださいね。
ということで、酒さに伴う眼症状について書いてきました。
酒さの症状の中に、眼に現れるものがあるんだなあと、頭の隅に置いておくと
いざと言う時慌てず済みますよね。