頬や鼻が赤くなる、皮脂が過剰に出る、糸くずのように毛細血管が透けて見える、そんな肌悩みお持ちではないですか?
その肌、『酒さ』という皮膚疾患の可能性が高いです。
酒さは慢性的な皮膚疾患で、原因も不明です。
治療法も確立されていないのが現状です。
でももしあなたの酒さが肌をいじめてなったのなら、刺激を徹底的に排除すれば治ります!
肌が赤くなりだした頃、肌に負担となるお手入れをしていませんでしたか?
使っていた化粧品が合わなかったり、界面活性剤や香料が刺激になり炎症を繰り返しているうちに酒さになることがあります。
そのような原因でなった酒さは、徹底的に刺激を避け、肌本来のバリア機能を修復させることによって治るのです。
酒さ・赤ら顔ケア専用の化粧品
まずは酒さや赤ら顔の赤みの軽減を目的に作られた化粧品をいくつかご紹介します。
毛細血管が収縮する成分が配合された化粧水、毛細血管の栓を取り除き血流を良くし、赤くさせない化粧水。そしてセラミドを配合しバリア機能を修復させ赤くさせないオールインワン。酒さに向いている低刺激の化粧品の方に入れようかと思いましたが、赤みケアを目的とした化粧品ですので、こちらに入れました。
肌の赤みにこれ1本 ウルウシェイクモイストミルク
「赤みが減った」との口コミ多数!これ1本でお手入れ完了の低刺激・無添加オールインワン
元々酒さは、敏感肌の方に多くないでしょうか。酒さで肌が丈夫、という方は少ないと思うんですね。ましてや慢性的な炎症を起こしている酒さ。バリア機能は低下しています。
ウルウシェイクモイストミルクは、細胞間脂質のセラミドを3種類配合し、バリア機能の修復に力を発揮します。
また、完全無添加化粧品で低刺激ですので、酒さの肌に向いています。
オールインワン化粧品ですので、お手入れは手軽に済ませたいという方向きです。
赤ら顔の血管にアプローチする 白漢 しろ彩
毛細血管を収縮させる成分配合、という珍しい化粧水。効果が早くそして高いのが特徴。
白漢 しろ彩は、バリア機能を修復し赤み(炎症)を減らす、という従来の化粧品とは違い、
毛細血管を収縮する働きのある海洋性成分を配合した化粧水です。
被験者の86%が赤みが軽減するという効果の高さと早さです。
さらに赤ら顔をケアする4つの和漢植物成分も配合されています。
白漢 しろ彩 (100ml)
通常価格5,600円(税別)⇒定期コース4,480円(税別)
20%OFF 送料無料 ※定期コースは3回の継続のお約束。
30日返品保証付きですので肌に合わない場合は使い切っても
返金OKです。
ビタミンK配合 ビタK レッドXトナー
毛細血管の栓を取り除き、血液がスムーズに流れることによって赤くさせない、赤みケア専用化粧水。
毛細血管に栓があると血液がスムーズに流れず血管が膨らんでしまい赤く見えるということから、その栓を取り除き、血流がよくすることで毛細血管を膨らませません。
ビタK レッドXトナー (150ml)
通常価格4,900円(税抜)⇒定期コース3,920円(税抜)
20%OFF 送料無料
※2回目以降も同額3,920円。
※定期コースは3回の継続のお約束です。
低刺激でバリア機能を修復させる化粧品
酒さの原因は今のところ解明されていませんし、原因も一つとは言えません。
例えば、肌が刺激を受け続け、炎症を繰り返すことによって酒さになります。
(私の酒さはこのタイプでした)
炎症を起こすと血管は膨らむのですが、炎症を繰り返し何度も膨らんだ血管は簡単に膨らんでしまいます。
なので、血管や肌に刺激を与えず、バリア機能を修復すれば赤みがなくなるのです。
ロングセラーの敏感肌化粧品 Dr.ウィラード
“分子構造”が異なる水、Dr.ウィラードウォーターを使った基礎ケア体験セット
ヤケドを驚異的なスピードで治した水、Dr.ウィラード・ウォーター。
その後の研究で分子構造が一般的な水と異なるということがわかりました。
抗酸化力が高く、細胞を傷つける活性酸素を除去するだけでなく、健康な細胞も守ります。
必要な場所へ栄養を運び、悪いものは排出するので、肌を活性化します。
日焼けや虫刺され、ドライアイにも使える万能な水です。
また、アトピー肌にも使える低刺激の化粧品で、特に化粧水と保湿ジェルは界面活性剤を使っていません。その為バリア機能の回復を助けてくれます。
酒さの治療と対処法
酒さは原因不明の肌疾患ですが、毛包虫(顔ダニ)やニキビ菌、ピロリ菌などの菌の増殖ではないか、あるいは、抗菌ペプチドに問題があるのではないかという説はいくつかあります。
(抗菌ペプチドのカセリサイディンは、皮膚表面の最近を抑えるタンパク質だが、酒さ肌に過剰に発現しており、かえって炎症を促しているのではと考えられている)
このように原因も不明な為、治療方法も確立していませんが、対処療法として内服薬や外用剤が使われることが多いです。
酒さにはいろいろなタイプがあるようですので、現在皮膚科で行われている対処療法で効果のある方もいらっしゃると思います。
また、酒さの悪化因子を避けること、肌への刺激を避けることはどのタイプの酒さであれ必要となってきます。
酒さの治療法
皮膚科で行われる治療方法を挙げてみたいと思います。漢方薬は体質改善となりますがあとは全て対処療法です。
酒さに使われる内服薬
抗生物質
酒さの原因が顔ダニでないかというところから、菌の増殖を抑えるテトラサイクリン系のミノマイシン、ピブラマイシンが処方されるが多いです。
効果が得られるのは、抗炎症作用がある為ですが、耐性がつくこと、
胃腸障害やめまいと言った副作用が出ることから長期的に使うのは難しいです。
抗ヒスタミン剤
ジフェンヒドラミン(レスタミン等)が用いられます。
抗ヒスタミン剤は塗り薬にもありますが、塗り始めは効果を現しますが、
長期に使うと効果がなくなるばかりか、やめるとリバンドを起こしますので使用は慎重に。
漢方薬
十味敗毒湯、荊芥連麦湯(ケイガイレンキョウトウ)が効果的だそうです。
十味敗毒湯はびまん性紅斑が高い確率で改善しています。
酒さに使われる外用剤
アゼライン酸
元々美白剤の開発から始まったアゼライン剤ですが、にきび治療にも適していることがわかり、世界80か国でニキビ治療剤として30年間皮膚科で処方されてきましたが、日本でも認可されました。クリニック限定の化粧品としてロート製薬から「DRX AZクリア」という名前で販売されています。
より安く購入したい方は、アジダームクリームやスキノレンクリームを個人輸入しているようです。
メトロニダゾール
メトロニダゾールは抗菌剤です。日本では限定的に保険適用となっていますが、酒さでは適用となっていません。
ですので、輸入品のロゼックスジェル(メトロニダゾール0.75%)、メトロジェル(メトロニダゾール0.1%)
血管収縮剤
血管収縮剤のMirvaso プリモニジン0.33%は1日1回で12時間血管が収縮します。
毛細血管が多く浮いてる方に適しています。
酒さの対処法
アメリカの酒さ学会でも、悪化因子に過剰な洗浄や特定な化粧品と挙げています。
酒さの肌はとても敏感で、バリア機能も低下しています。
ですので、肌への刺激を避けるのは必須となってきます。
生活の中でちょっとした工夫や、刺激にならないお手入れ法で、バリア機能の修復に努めましょう。
悪化因子
こうやって並べてみると、「血管を拡張させるもの」が良くないようですね。
酒さを完治させるには、炎症で膨らんでしまった血管をなるべく膨らませないようにしなくてはいけません。
炎症で繰り返し血管を膨らませていると、血管が伸びてしまうそうです。
一度伸びてしまった血管はゴムが伸びてしまったのと同じで、簡単に拡張してしまいますし、元の柔軟な血管に戻るのに時間がかかるのです。
徹底的に刺激を避ける
お手入れや、生活の中で刺激を避ける方法をまとめます。
- 低刺激の化粧品を使う。
化粧水+水溶性ジェルなど - シャンプーも低刺激のものを選び、顔にかからないように洗う。
- 界面活性剤、香料などは避ける。
洗顔料は界面活性剤が含まれるのではお湯のみで洗顔する。
どうしても油っぽい場合は鼻のみ泡を乗せて流す。 - ガーゼを無添加せっけんで洗い、顔を拭くようにする。
- マニキュア、除光液、ハンドクリームを塗った場合は顔を触らないようにする。
- 紫外線は極力さける
お湯で落とす日焼け止めを使ったり、日傘、帽子などを利用する。